Vol.20 2017年の放送を振り返って

記念すべき20回目の放送。来年に向けてmessengerの二人が語る

鳥居薬品 presents 「messenger」第20回目のOA。
messengerでは、HIVに関連する性差別や偏見のない世界を目指すため、HIV感染症は身近な病気であるということをより多くの方に知って頂き、HIVについての正しい知識を身に付けることができるよう、音楽を通じて継続的に情報をお届けいたします。
ジョー :
もう2017年は今日のオンエアが閉めということになるんですけど、今週のMessengerは、今年の3月から始まったこのMessengerコーナーの振り返りをざっとしていきたいと思います!ちなみに今日の放送でこのMessengerは20回目になります!

タイジ :
もう20回目になりますか!

ジョー :
そうなんですよ、様々なゲストをお迎えしたり、Living with HIVというHIV感染者やその周りの方々の手記を読み上げなどしてきました。思い出に残るゲストや、トークなどがあったと思います。

タイジ :
印象深いのは、コンドームの相模ゴムの女性の方、あれはすごく面白かったです。SEXをアカデミックに切り取っていくという、あれはとても面白かったですね。

ジョー :
そうですね。僕は元AV女優の小室友里さん。ずばりSEXカウンセラー。「動くな!」が今年の僕の流行語大賞です(笑)。
でもやっぱりそういった話が頭に残っているということは、そういった切り口が大事なんですよね。あんまり数字的なことで入っていくと拒否反応を示すと思うんですよ。誰もがわかるコンドームとか「動くな!」とか、そこから入って行って、みんなに面白いと思わせて、気付いたらHIVやエイズのことを知っているっていう流れが大事ですよね。

タイジ :
そうですよね!そこに明らかに偏見があるのだ!ってことだよね。その偏見が制度的になっている可能性があるっていうことなんだよね。

ジョー :
そうなんだよね。
現場の人と話をしていて思うのが、どこの瞬間から偏見が生まれるのか、っていうことだよね。そこが毎回すごく興味がありましたよ。子供たちは何も知らないから感染しているしていないは関係なく接することが出来るけど、ところが大人は変な知識が頭にあるし、プライドみたいなものがあって、偏見とか差別が起きているということですよね。
だからそういったものを除去すると同時に、子供たちが育った時にそういった偏見を持たないためにはどうしたらいいのか、といった両輪を考えていかなければならないと思います。

タイジ :
偏見を持たないこととはどういうことなのか、ということだよね。
例えば、昔は黒人や女性に選挙権がなかった時代があったわけだけど、まずそれを知ることだよね。制度的に差別されていた人がいたということ。今はそうじゃないけど、ほんの40〜50年前で案外最近なんだよね。
だから、偏見がないっていうことを今の状況の中でちゃんと想像することって、俺は大事なんじゃないかと思います。この話って例えば沖縄や福島のマイノリティとされているところにも全然通じて来る話でもあるんだよ。
我々が知らずうちに持ってしまっている偏見や、そういうことになってしまっている制度が具体的にあるわけじゃん。だからそういうのと我々人間は戦っていかなくては成長も進化もしないと思うんだよね。
今の日本に関しては社会がちゃんと成熟している方向に向かっているのかどうなのか、甚だ疑問です。そりゃこんな時代だから池上さんもあんな数字を持っちゃっているわけだよ。

ジョー :
笑!そこ行きましたか(笑)

タイジ :
でも池上さんはちゃんと責任を持ってやろうとしているわけじゃん。でも、彼だけなんだよ。で、全部彼にやらしておけばいいといった雑な感じでメディアもやっているでしょ。俺、そんなのダメだと思いますよ。池上さんが後50人くらいいないと全部をカバーできるだけの論人ということにはならないと思います。

ジョー :
確かにね。だから僕らがHIV/エイズにおける池上さんになるわけですよね。

タイジ :
そうですね!頑張って発信していかなくてはならないですね!

ジョー :
あと個人的によかったのが、実際にHIVのキャリアの方が来てくださったじゃないですか、そういう方々と接することができたのがすごく良かったです!やっぱり僕らの中にもちょっとだけ偏見というものがあったと思うんですよ。きっとそういう方々は落ち込んでらっしゃる、みたいな。でも実際にお会いしたら皆さんすごく生きることを楽しんでいるし、むしろ一般の人よりも楽しく生きているんじゃないかって感じました。生きるということを改めて勉強になりました。

タイジ :
確かにそうだよね!

ジョー :
それをすごく感じた1年間でございました。
全部の回を聞いていないという方もいらっしゃると思うんですけど、そんな人の為に、
実は過去の放送の様子や写真がWEBマガジンとして見る事ができます!!
messenger897と検索すれば出て来ますので是非ご覧ください!

ジョー :
最後にですが、国際社会は現在、2020年までに実現することを共通目標として、HIV陽性者の90%が自らの感染を知り、そのうちの90%が抗レトロウイルス治療を受け、さらに治療を受けている人の90%が体内のウイルス量をきわめて低く抑える状態を実現するという目標を掲げて活動を行っています。
このmessengerのコーナーを聞いて、その手助けが少しでもできていたら嬉しい限りです!ということで僕とタイジさんも2018年も頑張っていければと思っています。
タイジさんはこのmessengerを通してHIV/エイズについて改めて感じる事ありますか?

タイジ :
かつてのイメージだと、HIVというのは難病というイメージがあって、それにかかるということは、自分の人生の後何年?みたいになってしまうガンと似たような雰囲気のイメージを持っていたんですけど、ちゃんと薬を使えば克服ができることを知ったことによって、人間の社会が進化していて希望があるんだなと感じました。

ジョー :
そうかもしれないね。このmessengerって、病気のことをただ語るんじゃなくて、将来的には希望を語っているんだね。

タイジ :
そういうことだよね!

ジョー :
2018年もしっかりと希望を、時々怒りも(笑)届けていこうと思います。

タイジ :
でちゃうんだから仕方ないよね(笑)

ジョー :
歳だからね(笑)

タイジ :
俺、テレビに向かってぼやいちゃってるんだから(笑)

ジョー :
笑!やめてください(笑)
さて、このmessngerのコーナーは来年からは月1回に変更になりますが、もっと多くの人にHIV/エイズについて知っていただけるように頑張っていきましょう!
そして、この番組でしっかりと希望を発信していこうと思うのですが、それだけではございません。
皆様のHIV/エイズに関するお悩み相談も受け付けようと思っています。なので、そういった方は是非、メールを送ってください。宛先はrockstar@interfm.jpです。お便りをお待ちしております。

This day’s select music
PAINKILLER/JUDAS PRIEST

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA